「寝る前にスマホを見てしまう…」「やめた方がいいのは分かるけど、どれくらい睡眠に影響するの?」
結論から言うと、寝る前のスマホは睡眠の質を下げたり、寝つきを悪くしたりしやすいとされています。理由は、ブルーライト(短波長光)だけでなく、刺激の強い情報で脳が覚醒することや、“あと少し”が続いて就寝が遅れることが重なるからです。
この記事では、寝る前スマホが睡眠に与える影響を日本語の公的資料・国内論文(日本語要旨)中心に根拠つきで解説し、今日からできる改善策をまとめます。
最後に、スマホ時間の置き換えとして「画面を見ずに小説やビジネス書を聴ける」Audible(オーディブル)も紹介します。
寝る前のスマホが睡眠に与える影響(根拠つき)
影響1:眠りの質が下がる/寝つきが悪くなる
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、夜間の光曝露が睡眠障害と関連する観察研究の系統的レビューがあることに触れたうえで、寝室にスマホやタブレットを持ち込まず、できるだけ暗くして寝ることが良い睡眠に寄与するとしています。
- ポイント:寝る前に明るい光を浴びる → 体内時計に影響しうる
- ポイント:スマホはLEDで短波長光(ブルーライト)を含むため、寝室への持ち込みを避けるのが望ましい
影響2:「つい長時間」が起き、就寝が後ろ倒しになりやすい
寝る前スマホが厄介なのは、光だけでなくコンテンツの刺激+終わりのなさで就寝が遅れやすいことです。
「ベッドに入ってからスマホ」→「気づいたら1時間」→「睡眠不足」という流れが起きやすく、結果として睡眠の質や翌日の体調に響きます。
影響3:短波長光(ブルーライト)が睡眠ホルモンに影響しうる
国内の研究報告書でも、短波長光がメラトニン(睡眠に関わるホルモン)を抑制し睡眠に影響する可能性について整理されています。
一方で、ブルーライトカットの効果(主観的な睡眠の質など)については研究で結果が分かれる点もまとめられており、対策は「ブルーライトだけ」ではなく、行動(使い方)もセットで考えるのが現実的です。
影響4:スマホ制限で睡眠が改善する可能性
就寝前の電子機器使用を制限すると、睡眠関連物質の分泌や睡眠に好ましい影響が示されることがある、という趣旨の発表もあります。
「寝る前スマホを減らす」だけで睡眠が変わる人がいるのは、このあたりが理由です。
寝る前スマホをやめたい人の改善方法(続く順に)
いきなりゼロにすると反動が来やすいので、成功率が高い順に紹介します。
改善策1:まずは「寝る前30分だけ」スマホなし(最重要)
- スマホの充電場所をベッドから離す(手を伸ばして届かない距離がよい)
- アラーム目的なら、可能なら置き時計へ(スマホを枕元に置かない)
- どうしても触るなら15分だけなど上限を決める
まずここだけで、寝つき・睡眠時間・翌日のだるさが改善する人が多いです。
改善策2:寝る前の「スマホ操作」を1つだけ削る
全部やめようとすると失敗します。次のうち1つだけ選ぶのがおすすめです。
- SNSだけやめる(YouTubeはOKにする)
- ニュースだけやめる(不安・興奮を増やしやすい)
- ゲームの種類を減らす
改善策3:夜だけ通知を弱くする(誘惑の入口を減らす)
- 夜はSNS/ニュース通知をオフ
- 緊急連絡(電話・家族など)だけ残す
- 「チェックする時間」を決める(例:21時まで)
改善策4:代替行動を先に用意する(戻らないためのコツ)
スマホを減らすのが難しい理由は、空白ができると戻ってしまうからです。
そこで、寝る前の定番を1つ決めます。
- 紙の読書(1章だけ・10ページだけ)
- ストレッチ(首・肩だけでもOK)
- 明日の準備(3分でカバン・服を整える)
置き換え案:画面を見ずに楽しめる「Audible(聴く読書)」
寝る前スマホがやめられない人にAudibleが合いやすいのは、目を使わずにコンテンツを楽しめるからです。
- 小説:目を閉じたまま物語に入れる(寝る前の置き換えに強い)
- ビジネス書:疲れて文字が無理な日でも“耳”なら進められる
- 寝落ちOK:続きは翌日に再開できる
寝落ち対策:Audibleアプリには「タイマー(スリープタイマー)」がある
Audibleアプリには、指定した時間で再生を止められるタイマー機能があります。
「15分」「30分」などで止めれば、寝落ちして延々再生されるのを防げます。
使い方の全体像や料金の考え方は、CV直前記事にまとめています。